先日、静岡県熱海市にある来宮神社を訪れました。
境内を進んだ先に現れたのは、力強くどっしりと佇む大楠。
樹齢2,000年を超えるとされています。
根元に立つと、その大きさに圧倒されます。
幹の力強さや複雑な形も印象的ですが、見上げた先に広がる青々とした葉もとても美しく、その景色に引き込まれました。
写真に収めようと何度か構図を変えてみましたが、2,000年という長い年月を重ねてきた大楠の存在感は、とても一枚には収まりきらないように感じました。

大楠の周りでは、多くの人が足を止め、同じように見上げたり、写真を撮ったりしていました。
ただそこに立っているだけで、人を惹きつけ、自然と足を止めさせる。
人々を惹きつけているのは、その大きさや珍しさだけではなく、大楠が重ねてきた時間や、その場に流れる空気も含めたものなのかもしれません。
花も、美しさだけでなく、季節を感じたり、誰かを思い浮かべたり、その日の出来事を記憶に留めたりするきっかけを与えてくれます。
来宮神社の大楠を見上げながら、植物と過ごす時間や、そのときに感じたこと、その場に流れる空気感も含めて、心に残る大切な価値なのだと改めて感じました。
情報システム本部 松本

