このところ、かつての日本の建物、暮らしぶりをみられる施設へ見学に行く機会に恵まれています。
「博物館明治村」、「江戸東京博物館」、「江戸東京たてもの園」と。目的を持ってというよりも、行きがかり上、目的地への道すがら時間があって、といった感じで伺ったのですが、何処もとても興味深い体験となりました。
各所さまざまな展示の中、江戸~明治期をメインに偉人の邸宅などの歴史的な価値ある展示も多くあったのですが、個人的に気持ちを引かれたのは、近代の特に昭和に入っての一般よりの暮らしぶりにかかわる展示でした。
例えば江戸東京博物館には“代官山同潤会アパート”や“ひばりが丘団地”の一部屋が再構成され、調度品の展示もなされていました。
建築 当時は最先端であったであろう“しつらえ”などを見る中で、人が生きていく上で必要なことはそうは変わらない中、今現在と比べて、ここ100年あまりで住まいや暮らしにめざましい進歩があり、我々も大きい変化の中で生きていることを改めて感じとれました。
また、直近で伺った「江戸東京たてもの園」には、神田淡路町にあった「花市生花店」という昭和初期の“看板建築”の建物が移築され、店内は昭和30年代の花屋さんが生活空間を含めて再現されていました。壁面に鏡が配され奥行き広く、品ぞろえを多く見せる手法は今の店舗にも通じますが、我々の知る“花屋”さんとはずいぶん雰囲気が違い、人の生活感とともに“生き物”を扱う上の“機能美”といったものが感じられる空間でした。興味深かったです。


伺った三か所それぞれに見どころも多く、「ついで」ではもったいないと後付けで感じ、改めてじっくり見学に伺いたいなと思っています。皆さんも機会あればご覧になられるのもよいかと思い紹介させてもらいます。
経営企画部

