熱中症

話題提供

先日、遠方に住んでいる義父が熱中症で救急搬送される出来事がありました。
幸いにも現在は退院し、回復しておりますが、その時の様子を振り返ると、教訓があると感じました。

義父は、前日から体調不良を感じていたものの、「人に迷惑をかけたくない」という思いが強く、明らかに症状が出始めた際も、自分で対応しようと考え、近所の方にスポーツドリンクの購入をお願いしていました。
しかし、その後も体調は改善せず、私の妻のもとに「具合が悪い、吐き気がする」と、ろれつの回らない状態で連絡が入りました。
すぐに救急車を呼ぶように強く勧めましたが、返ってきた言葉は「みんなに迷惑をかけるから」というものでした。

熱中症は判断力を低下させることがあります。
本人は「まだ大丈夫」と思っていても、実際には危険な状態に陥っていることが少なくありません。
今回も本人の意思だけに任せていたら、さらに深刻な状態になっていた可能性があります。

最終的には救急車を要請し、搬送してもらいました。
結果として適切な処置を受けることができ、無事に退院することができました。
今回の経験を通じて強く感じたのは、「迷惑をかけたくない」という気持ちは尊いものですが、健康や命に関わる場面では、その遠慮がかえって家族や周囲に大きな心配をかけてしまうということです。

9月に入り、猛烈な暑さは落ち着きつつありますが、長雨の影響で蒸し暑さを感じる日が続いています。
もし、
・めまいがする
・強いだるさがある
・水分が十分に取れない
・普段と様子が違う
このような症状が見られる場合は、「もう少し様子を見よう」と考えず、周囲に助けを求めたり、医療機関に相談したりすることが重要だと思います。
「迷惑をかけたくない」という気持ちは大切ですが、それ以上に大切なのは「命を守る」ことを優先する。
今回の出来事を通じて、改めてその大切さを実感しました。

管理本部 高橋