ありがたいことに、大田花きは全国の生産者様からお花をご出荷頂いており、色々な地域のお花屋さんとお取引しております。
そのため様々な地域から運んで頂いているドライバーさんと現場や電話でお話していると、色々な地域の言葉を聞くことができます。私の故郷の言葉に近い言葉を聞くとホッとした気持ちになります。
私の実家は転勤族で、子供の頃は引っ越しばかりでした。
茨城生まれですが、宮城、岩手、福島で育ちました。大田花きに勤めて様々な地域の方とやり取りする機会が増えて、「色々な県にいた分、故郷がいっぱいあって良かった」という気持ちになれました。
それまでは転校ばかりで嫌でした。
転校だけでなく、当時は自覚していなかったものの、言葉の壁によく翻弄されていました。
初めての引っ越しは私が3才の頃でした。
茨城から岩手に引っ越しました。家族で一番早く岩手弁に染まったのは末っ子の私だったそうです。
同世代の子供と1日遊んだだけで完璧な岩手弁になっていたそうです。
年長の時、幼稚園の参観がありました。
電話のかけ方の授業でした。先生が「電話をかけるときは『もしもし』といいますよ。」と説明していました。
参観の帰り道、母が言いました。
「電話をかけるときは『もすもす』じゃないよ。『もしもし』だからね。」先生の言うことを親が否定するなんて…?!。初めてのことで私は面食らってしまいました。
他県から引っ越してきた母、岩手弁に染まりきっている子供への親としての心配があったのかもしれません。
ですが…ですがですよ!
この母、これっぽっちも標準語ユーザーではないんです。生まれも育ちも茨城の茨城弁ネイティブスピーカーなんです。
青アザのことを「あおなじみ」と母から教わった私。
岩手の幼稚園で「○○ちゃん見てー。あおなじみできちゃったよ。」と友達に話したら
「…?????」きょとんとされた後、「『なじみ』ってなに??」と聞かれました。
何で通じねんだべ??、と不思議に思いました。「あおなじみ」が方言だと知ったのはその20年位後でした。
今だから言えますが、岩手弁も茨城弁も、他の地域の方言も、聞いていて心地よいですよね。
ロズスティック本部
小原

