経理×AI(人工知能)

話題提供

近年、AI(人工知能)の進化はあらゆる仕事に大きな影響を与えています。
当社でも全社的にAIの活用を推進していく方針であり、経理面でもAIの活用方法を真剣に考える必要があります。

私たち経理チームはこれまで「早く正確に」をモットーとしてきました。しかし、物理的な処理速度という点ではもはやAIには絶対に敵いません。例えばAIなら経費精算の支払処理を請求書の読み込みから、仕訳起票までを数秒で自動処理することが可能でしょう。
ただし、ここで重要なのは経理業務の本質です。
それは早く正確に起票することではなく、数字の裏にある行動を読み解くことにあります。したがって伝票起票という「作業」はAIに任せ、私たちはそこから得られる数値を基に経営課題を発見し、解決策を提案することに注力することで意思決定の早さをさらに高めることができると考えます。

正確性についてはAIによる伝票起票の精度も日々向上はしていますが、それでもせいぜい95%程度と言われております。
この精度を高いと考えるか低いと考えるか、難しい所ではありますが個人的な感覚としては以下のイメージです。
・経理初心者(90%以下)
・中堅経理≒AI(95%程度)
・ベテラン経理(98%以上) 

もしルールが明確で例外のない環境でしたらAIは100%の精度を発揮し、人間は絶対に勝てません(人間がやる以上は必ずミスが起こります)。しかしながら実務では例外やグレーゾーンが存在します。会計基準や法律でさえも曖昧な部分があり解釈が分かれる場面も少なくありません。
だからこそ、明確なルールに基づく処理はAIに任せ、複雑な取引やイレギュラーな取引に対応するために私たちは専門性を高め、AIでは対応できない高度な判断業務に注力してまいります。

少し「人間vsAI」みたいな話になってしまいましたが、伝えたかったのは人間とAIでは得意分野が異なるので、AIの特性をよく理解した上で上手く活用していきましょうということです。

結論:経理×AI(人工知能)=AIを使いこなせる経理が会社の未来を拓く

管理本部