第一四半期を終えて

大田花き
 梅雨明けが恋しくなる7月になりました。皆さんは充実した1Qを過ごせましたか?昨年にも増してエネルギッシュで熱い夏にしてまいりましょう。

 先週はなにかと慌ただしい週となりました。

 足元では、岩手沖M6.1や千葉M5.8・山梨でM5.6など、短期間に広範囲で地震が発生し、少々不穏な空気が流れましたが、「富士山噴火などに繋がる科学的根拠は無い」と気象庁が公式にコメントしてくれており、安堵いたしました。

 頭上では、台風7号(メーカラー)と8号(ヒーゴス)のダブル台風が相次いで日本に接近し、太平洋沿岸を走り抜けました。雨台風でしたので大きな被害とならぬ予測通りで事なきを得ました。

 そんなダブル台風が東京接近したタイミングで、弊社第38回定時株主総会の開催日となりましたが、台風の進路や交通機関への影響を踏まえ、予定通りの開催を決断いたしました。例年会場にお越し頂いております株主の皆様にとってはご判断が難しい状況となりました事、心よりお詫び申し上げます。そして、足元の悪い中、会場までお越し頂きました株主の皆様におかれましては、心より御礼申し上げます。

 2025年度の総括としては、取り巻く環境の厳しさが随所に見られる中、生産・流通・消費のサプライチェーンをより強固なものとすべく、必要な領域への積極投資と、効果的なコスト削減の両立を推進してまいりました。特に、今後も物流環境の悪化が見込まれる中においては、輸送会社との連携を一層深めながら、生産者と生花店を確実につなぎ続けていく取り組みが不可欠であると考えております。こうした取り組みを通じて、生活者へ花のある暮らしを届け、笑顔につながる価値提供を進めていく方針についてご説明いたしました。

 本年春彼岸以降、相場は着実に反応し始め、改めて、ハレの日において花が必需品として定着していることを実感いたします。成人式や卒業式などの節目において、若年層を中心に華やかな花束を贈る文化が広がりつつありますので、この動きを一過性のものとせず、日常の需要へとつなげていきたいと考えております。

 また、事業を支えてくれる従業員に対しては、取引関係者や社内顧客から感謝される事に遣り甲斐を感じていただきたい。そのためには職場環境や制度を整え、成長の場を提供しながら、人的資本投資の観点から人にまつわる部分を優先順位高く推進してまいります。

  さらに、大田グループの一員となった東日本板橋花きとも継続的に協議を重ね、花き業界が抱える課題の解決に取り組んでまいります。中長期戦略に基づき、持続的な成長を実現しながら、花のある暮らしをより身近なものとして日常に浸透させていけるよう、引き続き前進してまいります。

萩原 正臣 9:00