この物語は、今年の夏に始まります。
2025年、猛暑のある日、大田市場の中央通路を歩いていると、ガーベラが展示してあり、その横にこんな箱が・・・

「夜冷」・・・やれい??夜冷栽培ってどういうこと??
ガーベラの担当者によると、この出荷箱のJAハイナンさんは「品質のハイナン」さんとして名高く、評判がいいそう。
花もよく日持ちしますし、ベントネックもないし、クレームも少ないと。
えー、このあっつい夏でもそんなスゴイガーベラをどこでどんな方が作っていらっしゃるのでしょうか。はたまた、そのスゴイガーベラと夜冷栽培って何か関係があるのでしょうか??
その理由を探しに訪れたのは、12月某日、静岡県の牧之原市!
え?牧之原市ってあの牧之原市?
牧之原って、ニューヨークの女神が立ち、サーファーの聖地として知られる静波海岸を擁する牧之原市・・・??
その通りです。

ニューヨークじゃないから、「しずなみ女神像」・・・でしょうか。いい響きです。

この通り、12月でもサーファーたくさん!

JAハイナンガーベラ部会のみなさまは、この海岸から1-2kmのところで生産されています。
牧之原市はココ↓

■基本情報■JAハイナンガーベラ部会さん
(以下、「ハイナン」さんと呼ばせていただくことがあります)
●ガーベラ生産部会メンバー数:7軒
●所在地:静岡県牧之原市
●生産品目:ガーベラ
今回お話を伺ったのは、メンバー7軒のうちの1軒、有限会社アミマさんです。
こちらは代表の加藤信男(かとう・のぶお)さん。ガーベラを生産して40年!
お優しそうなお方です(´。✪ω✪。`)✧*。

■有限会社アミマさん基本情報
・作付面積 約950坪
・栽培株数 約12,000株(試作を除く)
・栽培品種数 大輪、ポンポン系、ミニなど合わせて34品種
そして本日の水先案内人は、JAハイナンの白雪姫こと前田美穂さん。

なぜ白雪姫に喩えたのかは、最後まで読んでいただくとわかります~・・・多分♪
お二人の先導のもと、早速圃場に伺いました。
「品質のハイナン」と呼ばれる理由を探る旅【前編】
★いざ、圃場へ!
「品質のハイナン」さんといわれるからには、その生産に理由があるのでしょうと早速圃場を見せていただきました。


きゃわい~(((*♥д♥*)))カッカワイスギルッ💕
ガーベラをこよなく愛するガーベラピーポーのみなさまにとってはたまらない景色ですな。
さて、この圃場に隠されたしくみを伺ってまいりましょう。
【隔離ベンチ式を採用】
足元をウン探だけに見せていただいちゃいました~*(๑•ᴗ•๑)/*
みなさん、ほかの人にはナイショですよ!
加藤さんのその手が徐々にベンチの内部を明かしていく・・・!

「えー、加藤さん、それ見せちゃって大丈夫なんですかー!?」と慌てて制止に入るJAの前田さん。お立場上、一応確認です。
「ええよ、ええよ。なにも秘密なんてない」と加藤さん。
ありがとうございます!ということで見せていただいたアミマさんの隔離ベンチの様子はこんな感じ。

1株は1鉢に定植されていて、それぞれに養液が注入されるようになっています。これを腰高のベンチの上で管理。そのベンチにも用土が敷き詰められています。

この方式はどのようなメリットがあるのですか?
「ガーベラの連作障害を未然に防いでいるんだよ。ガーベラは同じ場所で土耕栽培すると(一般的には)連作障害が起こって、もうどんなにベテランの技術を以ってしてもなかなか補えないくらい大変になってくるんだ。
それに万が一、病気や虫が発生したとしても、蔓延しにくいというメリットがあるんだよ」
なるほど、メリットが大きいのですね。この栽培方法にもアミマさんの品質を良くする秘訣が詰まっていそうです。
【“夜冷”(やれい)ってなに?】
加藤さん、ハイナンさんの箱に「夜冷」と書いてあったのですが、「夜冷」ってなんですかOo.(・–・`)??広辞苑にも載っていなかったのですがww・・・どんなことをされているのですか。
「夏の暑い時期あるでしょ。その時期の夜間、ハウス内の気温を十分に下げることだよ。6-9月いっぱいくらいまでの期間、ハイナンでは夜の設定温度をエアコンで20度にしているんだ」

なるほど~、そういうことでしたか!
夏場、夜のハウス内の気温が高くなりすぎないよう一定の温度にコントロールするということですね。夏の夜間に20度というと、だいぶ快適な温度ですね。東京では夜でも30度を下がらなかったりするとやはり寝苦しくて、体が休まりません。
「夜冷をやると日持ちが良くなるんだよ。もうハイナンでは20年近くずっとやっているんだよ」
夜間に気温を抑えて栽培すると、植物にとっていいことがいっぱい!
植物が夜の間にしっかり糖(栄養)を蓄えるので(ヒトで言えば、寝ている間にゆっくり体が休まる感じ?)、昼は盛んに光合成が促され植物体が丈夫になり、花の日持ちも良くなるというわけです。もちろん植物自体が丈夫になるから、病害虫にも強くなります。
いいことばっかりや~ん.゚+.(´∀`*).+゚

「夜冷のためにエアコンを使い始めたんだけど、もう一ついいことがあるんだよ。必然的に湿度が下がるよね。そうすると花シミが出なくなったんだ」
ヤッホーイ!(☆∀☆)/スゴイ!
エアコンを使ったら、湿度は常に70%以下に。
夜冷を始めたら、植物体が丈夫になって、日持ちもよくなり、病害虫にも強くなって、花シミもなくなっていいことばかりではないですか~!

「そして株は2年で必ず入れ替える」
なるほど、3年以上は使わないのですね。2年で必ず入れ替える。これが加藤さんのポリシー。
「そ。」
あと一年大丈夫かな~と思っても(いや、加藤さんはきっと思わない)、2年で改植する。つまり常に新しい株を使うことで、常に良い切花ガーベラ品質が保証されているわけですね。
=はい、ここで1回まとめ=
ハイナンさんのガーベラを“ハイナン品質”たらしめているのは、次のポイント!
・隔離ベンチ方式で連作障害を防ごう!
・夜冷のしくみ導入→植物の本来の力を引き出す、丈夫にする
・株は2年で改植!それ以上は使わないのがポリシー!

★9月5日竜巻襲来
忘れもしない2025年9月5日の竜巻。襲来から3か月以上経った12月中旬にお邪魔した時もなお、あちこちで屋根など家屋の修繕中の光景が見られました。


人が屋根の上でちょうど修繕中。お気を付けて!

加藤さんのご自宅や圃場は大丈夫でしたか。
「大丈夫じゃないよ。自分のベッドから空が見えた」
え?ベッドから空が見えた??え?Σ(๑ °꒳° ๑;)ビクッᵎᵎ
「2階にベッドがあるから、屋根が飛ばされて、ベッドはこんな感じ」
(写真は加藤さんよりご提供)

当日の朝まで加藤さんが寝ていらしたベッド・・・竜巻が起きた時にベッドにいらっしゃらなくてよかったというものです。
当初、台風が来るという予報がありましたが大したことないということでした。それが大変な竜巻になってしまったのはみなさまも報道等でご存知の通り。
風速75m/mが観測されたそうです。
いやもう未知の域。風速7m/mでも屋外に出るのは億劫になるくらいなのに、その10倍以上って想像を絶します。
加藤さんのご自宅ばかりでなく、圃場や従業員様のお車も大変な被害に遭われてしまいました。(写真は加藤さんご提供)
ハウスのビニールはどこかへ飛んでしまい、パイプは大きくひしゃげてしまった状態。

もはや原形を留めぬ損傷ぶり。

従業員様のお車。

画像を拝見しているだけでもう心が痛みすぎて耐えられぬ・・・
被災直後の集荷場のご様子。シャッターは曲がり、窓を何かが突き破っている様子が窺えます。

加藤さんのところでは、崩れたハウス1棟はもう修繕できなかったので、現在はこの通り更地に。
↓黒いシートのところ

竜巻発生時の恐怖とご不安、また被災後の無念さとご苦労を思うと、本当に心が痛みます。
竜巻襲来の時は復旧作業で出荷は暫定お休みされたのですか?
「出荷は1回も休まないよ」
って、えーーーーΣ(OωO )!?
「竜巻が起こっても何があっても、花は次々と咲いてくるからかわいそうじゃない。お客様だって待ってくれているし。だから、休まずに出荷したんだよ」

ご自宅もお車、圃場も集荷場も大きく損傷を受けて、停電も続いて生活もままならないでしょうに、一度も休まず出荷継続って・・・もう完全脱帽です。
日本の花き生産者さんてどんだけすごいのですか・・・
いや、とはいえ、停電ならいつもの通りいかないこともありますよね??
「そうだね。例えば電気が通っていないので、ガーベラにキャップをかける機械が動かないでしょ。だから手でキャップかけ。
潅水は自動ではいかないので、みんなで手潅水を行って出荷したよ」

テッ、鉄人!!(; ゚ ロ゚)ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!!
生活の“日常”を取り戻すのも大変だったでしょうに、いつもなら電動でサクサク進むところを手作業で行い、生産・出荷作業に明け暮れたといます。まだ9月くらいですと気温が高く、ガーベラも次々と開花したでしょうに。大変なことでございました。
実は、加藤さんはハイナンさんの中で「信頼の加藤さん」と呼ばれます。
きっと、このような苦境を乗り越えて尚、品質を落とさずに出荷を継続されるから、「信頼の加藤さん」という枕詞が付くのですね。
そうですよ、ウン探はここで気づきました。
加藤さんのファーストネーム「信男さん」は、「信頼される男!」ということですね!
JA前田さん「その通りです!(共感!)(๑ˊ͈ ꇴ ˋ͈)ウンウン
私自身、今年が花き担当1年目なので、困った時は真っ先に信男さんに相談しています」
うぉ~、前田さんからの信頼も絶大だ~!!

ちなみに、加藤さんのお気に入りは「ポップアート」と「リサリサ」なのだそうです。
ポップアート↓

リサリサ↓もう少し中央部にピンク色が乗ります。出荷前につきこのような様子。

「品質のハイナン」と呼ばれる理由を探る旅【後編】
★理由は出荷場にあった!
生産と同様に重要なのが選別~出荷業務です。
ご案内くださったのは、アミマの加藤真未(かとう・まみ)さん。社長の加藤さんの三女です。
(ニコニコ写真を撮り損ねてしまいましたが、本当に朗らかで笑顔が素敵な方です!Sorry!)

こちらがアミマさんの出荷場。
ガーベラピーポーにとっては、見ているだけで幸せになる光景です。しかし、ここにアミマさんの信頼の品質を築かれるポイントがたくさん。

ひとつになんといっても選別です。収穫されて、このバケツに入っている時点でできるだけ奇形や花シミなどをチェックします。そして規格外のものは目にもとまらぬ速さで手際よく引き抜き、規格外バケツへ移動。
どんなところチェックしているんですか?
「花折れ、虫、奇形、傷、シミ、花欠け(花びらの不均等)、茎の褐変などですね」

しかーし!
厳しいチェックはこの収穫後の時だけではないのです。
チェックはひたすら繰り返されます。ざっとカウントしただけでも工程は5回。
- 収穫時
- 採ってきたあとバケツでの水揚げ時
- ガーベラにキャップをつけているとき
- 結束、梱包の時
- JAの集荷場で出荷前の厳密なチェック
しかも、見ていますとそれぞれの工程でガーベラを手に取るたびに、360度くるくる回して、手際よくチェックしていらっしゃるのです。まさに優等生中の優等生しかアミマさんを卒業できないわけですよ。

卒業できなかったみなさんがこちら!(こちらが規格外バケツ)

素人目には一見わかりづらいものもあるのですが、よく見ると中心が石化を起こしていたり、

双子ちゃんがあったり、

花びらが欠けていたり・・・

貫生花(かんせいか)状になっていたり。

確かにこの辺りはだれが見ても規格外かもしれませんが、アミマさんは「これくらいはよさそうだけど・・・」なんてレベルのものも、容赦なく規格外とします。
例えばこちら↓花びらの裏にあるチーーーーチャイ傷、わかりますか??

このような傷、どうやって見つけますか??というくらいわかりにくいと思うのですが、選別の時点でアミマさんは見逃すことなく弾いていきます。よく見つけるものだな~と感心してしまいます。このような小さな傷から病気が入ることもあるので、見逃すと意外と危険。何があろうと、このようなガーベラちゃんはアミマさんの敷居をまたいで外に出ることはないのでございます。
この選別の厳しさが信頼される品質の理由です。
そして、外に飛び立った優等生たちにはさらなる試練が!Σ( ˙꒳˙ ;)ビク!!
JAハイナンさんの集荷所での品質チェックです。統括前田美穂さん。

「選別のハイナン」がキャッチフレーズを実行すべく、集荷場での検品は、【1人1品種1ケース以上厳守】。品種ごとにすべての箱が必ず1ケース以上検査されるのです。
そして、アミマさんでの度重なるチェックをクリアし、さらに前田さんのチェックをパスしたガーベラちゃんたちだけが、大田市場に羽ばたいていけるのです!
【アミマさんの品質を支える四姉妹!?】
アミマさんの品質を支えるのが代表の加藤信男さんのご息女三姉妹。
長女の愛理(あいり)さん、次女の光咲(みさき)さん、三女の真未(まみ)さん。
産地ウンチク探検隊の鋭い読者のみなさまは、もうお気づきですね。
三姉妹のお名前の頭文字が「アミマ」という会社名の由来になっています。
GOOD SHOT撮れました~!

写真左から、真未さん、光咲さん、愛理さん。
あれれ~、三姉妹ではなく四姉妹じゃないか!と思われた方、お気持ちはわかりますが落ち着いてください。
一番右はお母さま(信男さんの奥様)の増恵(マスエ)さんです。
これは四姉妹と騙されちゃいますよね~♡(。˃ ᵕ ˂ *)ワカルー!
※増恵さんもきちんと「アミマ」さんの「マ」に参加しています!(→ウン探の独自解釈です)
【ガーベラにキャップする】
きっと誰もが見たことがあるガーベラの花を保護するキャップ。

まるでネコちゃんにつけるネコちゃんのエリザベスカラーみたいな形ですが
これは本来輸送中にガーベラが傷つくのを守るためです。
(※ですから、飾るときは外してくださいね!)
このキャップを見たことがある方は多くても、花にキャップを付けているところを見たことがある人は少ないかもしれません。
そういうウン探も実は今回初めて拝見しました。このように機械でキャップをつけています。
★アミマさんのキャップ付け1号機
アミマさんで導入した初代キャップ付けマシン。現役で頑張っています。
キャップをつける前に、ガーベラ品質に問題ないか360度チェックしていらっしゃいます。
★キャップ付け2号機
2番目に導入した機械。今度は上から花を入れるのですね。もちろんここでもきちんと品質チェック。
★最新のキャップ付けアミマさんでの3号機
動きが滑らか~✨
アミマさんでは三姉妹が品質を支えているように、キャップ付けも3世代にわたる機械が活躍されています。
【治具(じぐ)の力】
ポンポン系のガーベラだけは個別にキャップをするのではなく、10本をまとめてスリーブに入れます。こちらは手作業。傷つけないように丁寧に扱う必要がありますし、大変なんです。

傷つけないためのひと工夫。ご覧ください、こちら。ガーベラの枕になっている白いワイヤー状の治具。

どこかで見たことがある気もするのですが、何であるのか思い出せない・・・
真未さん「これはヒャッキンで買ってきたものですよ。本来はキッチンなどでこうやって使うもの」

なんてナイスアイデアでござんしょ。さすがきめ細やかなところまで気が付く三姉妹は違います。
「こうして枕にして使うと、花弁がテーブルに着かないからちょうどいいの!」と真未さん。
ホントだ!ガーベラの頭が机に着いていない!

神は細部に宿りますな!
花弁がテーブルに着いたりこすれたりすると、その時は大丈夫に見えても、あとからシミになってできてしまうこともあります。お客様をがっかりさせないように細心の注意を払いつつ、創意工夫を尽くしているのです。
このような品質への飽くなき追求ときめ細やかな心配りがアミマさんの品質を完璧なものにしているのですね。
【JAハイナンガーベラ部会さんの次のステージは?】
JAの前田さんに伺いました。品質一位を目指していらっしゃいますが、市場では既にかなりの評判が定着しつつあるようです。今後の課題は何と思われますか。

「数量に対応していきたいですね。
7軒の生産者さんがぞれぞれに生産品種を選んでいるので、ハイナン全体ではマーケットのニーズを的確に捉えていない可能性があります。だからご注文いただいたときに、ハイナンとして数量に対応できないこともしばしば。品質はもちろんのこととして、数量も対応できる、どのようなご注文に対応できる産地として成長していきたいと思っています」
一番に選んでもらえる産地になりたいと笑顔で話してくださる前田美穂さん。
敏腕、且つ個性的なキャラのガーベラ生産者さん7人の交通整理を行います。今は、生産品種をそれぞれに選んでいるので、「JAハイナン」が一体となってマーケットのニーズに応えられるようになりたいとおっしゃいます。
う~ん、なんだか前田さんとハイナンの生産者さんが「白雪姫と7人の大人」に見えてきました~(←イメージです)
今度はほかの6軒の生産者さんもぜひご紹介してくださいませ!

★JAハイナンガーベラ部会さまの格言★
・品質指定全国1位の生産地を目指すべし!そして次は数量にも応えていきたい♡
・品質で信頼されるには選別が肝。選別の段階でなくても常に360度品質をチェックすべし!
・「神は細部に宿る!」ヒャッキングッズも駆使して、品質を改善する努力を惜しまない。
・夜冷のしくみを導入して、植物体を丈夫に育てるべし!
取材の帰り道、東京の駅付近の生花店で見た数々のブーケ。



大きいブーケ、小さいブーケかかわらず、どのブーケにもガーベラが入っているではありませんか!
日本の花束になくてはならないアイテムこそ“ガーベラ”。間違いなく花き産業を支えている大品目の一つです。
JAハイナンさんはそのガーベラの「指名一位の生産地」を目指して、日々弛まぬご努力を積み重ねていらっしゃるのでした。
竜巻ニモマケズです。
★おまけ★
「ハイナン」て何語?カタカナ表記だし??と思われた方へ・・・思わないか?
ハイナン=「榛南」と書きます。
う~ん、でも地図上に「榛南」という地名が見当たらぬ(´•ω•`; )Why?
「榛南」とは、静岡県の榛原郡南部に位置する4町(御前崎町・相良町・榛原町・吉田町)の3農協が合併し誕生したので、榛南(ハイナン)と呼ばれます。
温暖な気候と肥沃な土地に恵まれているこの地は、荒茶生産量で日本第二位を誇ります。また、水稲や施設園芸が盛んで、花卉ばかりでなく、レタス、メロン、ミカン、イチゴ、トマトも盛んなのです。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、竜巻ニモ 夏ノ暑サニモマケヌ ジョウブなガーベラを生産し、信頼のあるガーベラ生産地こそ・・・JAハイナンガーベラ部会さんなのでした!
すごいね、ハイナン!
それではみなさま、ごきげんよう。
※竜巻後の様子など、一部の写真は有限会社アミマ代表加藤信男さんにご提供いただきました。ありがとうございました。

