少し前に、Kアリーナ横浜へ足を運ぶ機会がありました。
ライブ会場に入ると、入口付近に並ぶたくさんのスタンド花が目に入ってきました。
その中で特に目に留まったのが、赤一色で統一されたスタンド花です。
赤一色のスタンド花は二つ並んでいましたが、使われている花材が違うことで、同じ赤でも見え方や雰囲気はまったく異なります。
どちらもとてもかわいらしく、それぞれに魅力を感じました。

ライブ会場に並ぶスタンド花は、ただのお祝いではなく、アーティストの世界観を補完する「もうひとつの表現」なのかもしれない、と考えました。
アーティストにはそれぞれ「カラー」があります。
楽曲、衣装、照明、ステージ演出など、すべてが積み重なってつくられる世界観に対して、花もまた、その色や質感でメッセージを伝えているように感じます。
ライブという、二度と同じ形では訪れない記念すべき空間において、その一角を彩るスタンド花が、世界観を完成させる役割を持っているように思えます。
例えばアイドルの場合は、さらに分かりやすい文化があります。
メンバーそれぞれに「推しカラー」があり、ファンはその色を通じて気持ちを届けます。
言葉ではなく、色で想いを託す。
とても素敵で、強いコミュニケーションだと感じます。
色を選び、花材を選ぶ。
その選択一つひとつに、「伝えたい気持ち」や「らしさ」が滲み出る。
スタンド花は、贈る人と受け取る側をつなぐひとつのメッセージなのかもしれません。
「どう魅せたいか」「何を伝えたいか」。
ライブ会場に咲く花たちは、そんな無数の想いを、色というかたちで語っているように感じました。
情報システム本部 松本

