雨上がりの肌寒い朝、自転車に乗っている。
家から5分くらいのところ。到着して駐輪場に自転車を止めて、自動ドアをくぐる。
73番の下駄箱に靴をしまい、左手の券売機でチケットを買う。
チケットを窓口に手渡して、暖簾をくぐると、温かな空気に包まれた。
服を素早く脱いで、ドアをスライドさせるとさらに熱気に包まれた。
そう、朝風呂に入るために銭湯に来たのだ。
昨晩、風呂キャンしたので、気分も体もリフレッシュしたかった。
私の他に10人くらい。皆、専用のお風呂セットを持ち、思い思いのルーティンをこなす。
同じことをしてるようで、それぞれ違う。私も、石鹸とタオルを取り出した。
ここの銭湯が好きな理由が2つある。
1つは、朝から営業していることだ。朝風呂は、単純に気持ちがいい。
不意に、ふぃぃいっーと奇声が聞こえた。街中で聞けば不審に思うが、ここは銭湯。
たっぷりのお湯に身を沈めると、奇声が出てしまうのもわからなくはない。
隣には、洗い終えた人が、自分の周りに落ちた泡をさっと流していた。
マナーがあって楽しんでいる人はかっこいい。体を洗い終え、露天風呂に向かう。
露天といっても外の見えない半露天だ。冷たい外気と熱々の風呂があれば十分。
ここの銭湯が好きな理由のもう1つがこの露天風呂だ。
一段高いところからお湯が勢いよく流れ出てくる。この流れ落ちる音がまた良い。
露天風呂に浸かって体を温める。外に出て冷ます。
3回ほど繰り返し熱くなったところで、髪を洗いに戻る。試供品のシャンプーをとりだす。
自分1人では使いきれないなと思い、家族で来た時使えばよかったと後悔した。
次に髭を剃る。おろしたてのT字のカミソリだ。切れ味が良く最高だ…
と、ここらで
今回、自分の習慣(特に意識せずにやっていること。銭湯でのルーティン)を確認しながら
文字にしてみた。たまには、こういうのもありかと。

営業本部
金並

