昔々、と言っても1950年頃、純正アクセサリーパーツとして一輪挿が設定されていた車があったことご存知でしょうか。その車はカブトムシことドイツ フォルクスワーゲン社の初代ビートルなんです。
ビートルはたぶん車に興味ない人でも知っていますよね!あのカブトムシみたいな車です。
2代目(ニュービートル)、3代目(ザ・ビートル)とモデルチェンジしますが、それぞれ一輪挿は設定されていました。3代目ザ・ビートルは2019年7月に生産が終了し、もう新車では買うことができません。かわいらしい車だったのに残念です。
初代ビートルは戦後ドイツ国民の国民車として販売されましたが、敗戦後のドイツ国民の荒廃した心が花を愛でることで少しでも和らぐようにと車のオプションとして一輪挿を設定したとの説があるようです。
さすがフォルクスワーゲンです。
このブログを機に私も車用の一輪挿買ってみようかと思い、カー用品の量販店に行ってみましたが見当たりませんでした。そこで小さ目なペットボトルを一輪挿の代わりにして(ちょっと大きいかも)花を飾ってみましたが結構いい感じです。車の内装は黒っぽいものが多いですが、車内がパット明るくなって優雅な気分になれました。
ちなみにネットで捜すと車用の一輪挿売っていました、値段は材質によってぴんきりなようです。


