秋のイチオシ花材

話題提供

本日は、これからより深まっていく秋にぴったりな、私のイチオシのお花をご紹介したいと思います。

私のチームでは日々、全国の生産者様からご出荷いただくお花の情報をデータ上に登録するという業務を行っています。この業務を行う上では、大田花きにご出荷いただく全ての出荷情報に(チームで分担しつつも)目を通すことになるため、今まで知らなかった花に新しく出会い、学びながら業務を行うということがしばしばあります。
今回ご紹介させていただきたいお花は「ワレモコウ」です。こちらも昨年の秋、私が業務を通して出会った花です。

細長い花のように見える部分は、葉が変型した萼だそうです。
小豆色の萼が秋を感じさせるカラーリングで素敵ですが、率直な初見の感想としては、「単体だと少し控えめだな・・・」と思ってしまいました。

しかしワレモコウが魅力を発揮するのは、他の花々と組み合わせて生けたときだと思います。
私も昨年の秋、近所のお花屋さんでスプレーカーネーションと組み合わせてミニブーケにされたものを見て、一目惚れしてしまいました。秋の定番、コスモスや秋バラと組み合わせるのももちろん素敵ですが、菊や草花など、意外にもどんな花とでも相性が良いです。

そんなワレモコウの花言葉は「変化」や「季節の移ろい」。
9月が出荷の最盛期ですが、少しずつ秋へと移り変わっていくこの時期にぴったりですね。
ワレモコウを生けて、視覚から秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。

情報システム本部 渡邉