この度、数カ月にわたる練習を乗り越え、セリ人試験に4名が合格しました。
合格した4名は、多忙な業務の合間を縫って、何カ月も前から練習を重ねてきました。品物の見せ方、値踏み、リズム、レンジ下限値の組み方など、競りにはさまざまな要素が求められます。またそれらを瞬時に判断し、的確に操作しセリを遂行する技術が求められます。
私も20数年前にセリ人試験を受けました。初めて競り場に立った時の、あの独特の緊張感は今でもはっきりと覚えています。今回の合格者たちも多くの壁にぶつかると思いますが彼らの成長を今後も見届けて行きたいです。
これから彼らは、セリ人として新たなスタートラインに立ちます。競り人は、ただ品物を売るだけではありません。産地の想いを背負い、買参人からの信頼を得てこそ、真のセリ人と言えるでしょう。合格した4名には、これからも謙虚に学び続け、多くの人から信頼される競り人になってくれることを願っています。
営業本部 佐野