このブログにお越しくださる皆様は、少なからず花に興味をお持ちの方が多かろうと思う。そんなみなさんは、ご自身が花を好きになったきっかけを覚えていらっしゃるだろうか。
今はもう閉店してしまったが、実家から4-5分のところにご夫婦で営むお花屋さんがあった。小学生の時分に、祖母におつかいを頼まれ花を買いにいくと、いつもきまって「おつかい偉いね」といって、”おまけ”として花をくれるのだった。それも、注文した花とは別に1本だけ包んでくれる。
いそいそと持ち帰り、祖母に「おまけでもらった」と伝えると、自分で好きに飾っていいよと言ってくれる。自分の勉強机に飾られた一輪挿しの花はピカピカと輝いて見えた。こんな些細な体験が、私を花好きにした。
きっと皆さんにもそんなきっかけがあったのではと思う。
同じように、花を好きになる小さなきっかけを、今の子供たちにも感じてもらえたらと思ってならない。
経営企画部 府中