大田花きには10か所の保管庫があり、保管するものによって使い分けています。花も野菜など生鮮食品と同じように鮮度保持がとても重要です。花の寿命は品目にもよりますが、ある程度温度と時間を掛けた値で求められます。この値を「温度時間値」といい、この値をなるべく小さなまま物流することがとても重要です。
そのために大田花きでは保管庫や場内空調を完備しています。さらに2℃まで温度を下げられる保冷設備や箱の中の空気を強制的に循環させることのできる差圧予冷設備もあります。品質カイゼン室ではそういった場内や保冷設備の温度管理や、農協や生産者などと協業し低温保管や鮮度保持の試験も行っています。それらを通じてノウハウや技術の蓄積をし、大田花きをご利用していただく皆さまに信頼していただけるよう取り組んでいます。
鮮度を保ったまま生産から販売をつなぐことで、ひいては消費者の皆さまにより長く良い状態のお花をお楽しみいただき、当社のパーパス「世界を花で笑顔にする」実現の一歩にしていきたいと思います。




営業本部 川島