2024年5月14日、株式会社宇都宮花きと業務提携契約を締結しました。

プレスリリース
2024年5月15日
株式会社大田花き
(JASDAQ:7555)

- 首都圏のハブ機能を有した国内最大手の花き卸売会社と栃木県の中核市場が連携し、
市場間ネットワークを強化 -

株式会社大田花きと株式会社宇都宮花き

花き卸売会社としての経営基盤強化と効率化の推進に向けて
2024年5月14日、業務提携契約を締結

業務提携を通して、地域の花文化を支援していきます

 農林水産大臣認可の元、東京都の委託を受け、大田市場花き部において中央卸売市場を運営する国内最大手の花き卸売会社である株式会社大田花き(本社:東京都大田区東海 代表執行役:磯村信夫)と株式会社宇都宮花き(本社:栃木県宇都宮市 代表取締役:青木一芳)は、5月14日に業務提携契約を締結しました。相互の信頼関係をもとに、花き卸売会社として共通する業務全般について協力して実行していきます。詳細は、両社の執行部で構成する協議会及び専門部会において協議し、推進します。
 業務提携により、集荷や販売、物流などにおける市場間ネットワークの強化を図ります。重要な社会インフラとしての両社の経営基盤強化と効率化を推進することで、花き業界の発展に貢献していきます。

 宇都宮花きは、栃木県の大規模消費地である宇都宮市に位置する中核市場です。近年、生産量の減少や物流2024年問題などによって集荷が減少傾向となっています。業務提携により2社間での物流効率化を推し進め、合理化を図っていきたいと考えております。また、不足する商材を大田花きから買い付け、品ぞろえを強化することで買参人への利便性を高め、地域の生活者に品質の良い多様な花を提供していきます。

 大田花きは国内最大手の花き中央卸売市場として、日本の花文化を守り、育てていく 責務があると考えています。そのためには、地域の中核卸売市場が自立した経営基盤を 強化することが重要です。今回の提携により、宇都宮花きへの商材供給に加え、商流や物流の効率化など、卸売会社として共通する業務全般にわたって連携し、サポートしていきます。大田花きと宇都宮花きは、花き業界を支える社会インフラとして、生産者、運送店、 買参人らと健全なサプライチェーンを形成し、生活者に安定した花きを供給することで、花文化の発展に貢献していきます。
 

 株式会社大田花きについて

 株式会社大田花きは、国内トップの取扱量・取扱金額を誇る花き中央卸売市場です。商品の入荷・販売・セリ・出荷という従来の卸売市場業務を行うだけではなく、時代の変化に 対応し、IT化の推進、物流投資、買参人に役立つ物流サービスの展開等、様々な取り組みを推進しています。

株式会社大田花き 会社概要

◆商   号       株式会社大田花き
◆設   立       1989年1月
◆取締役会会長兼代表執行役社長   磯村 信夫
◆本   社       東京都大田区東海2-2-1
◆事業内容       花およびその加工品の受託販売ならびに購入販売
◆資 本 金        5億5,150万円 (2024年3月31日現在)
◆取 扱 高        300億2千万円(2023年3月期)
上場証券取引所 東京証券取引所 スタンダード市場(証券コード:7555)

 株式会社社宇都宮花きについて

 宇都宮花きは、「宇都宮花き地方卸売市場」の開設者兼卸売会社として、1999年2月に 開場しました。同年7月に制定されたPFI法(民間資本、民間経営ノウハウによる公共的事業活動の推進に関する法律)の先駆け的手法による市場としても注目を集めています。
 ITを駆使した電算システム体制を整え、物流と資金流の安全性と合理性を両立させた市場運営を推進しています。
また、宇都宮花きは東北の物流幹線上にあることから、今後は物流問題に対応する「物流のストックポイント」(配送のための一時保管を主とする物流の中継基地)としての機能も期待されています。

株式会社宇都宮花き 会社概要

◆商   号       株式会社宇都宮花き
◆設   立       1999年 2月
◆代 表 者        代表取締役社長 青木 一芳
◆本   社       栃木県宇都宮市上御田町340番地
◆事業内容       花およびその加工品の受託販売ならびに購入販売
◆資 本 金        1億円 (2024年3月31日現在)

この件に関するお問い合わせ先
株式会社大田花き  管理本部
〒143-0001 東京都大田区東海2-2-1
TEL 03(3799)5431   FAX 03(3799)1100