長所は真善美
その他
大田花きはドメスティックな仕事をしているが、実は海外の方とも仕事をしている。輸入商社の方を通じて、例えばマレーシアのスプレイ菊の農場のオーナー、あるいはそこで働いている人とやり取りをしたりしている。特にこれからは、国内で働くとしても世界を意識していかなければならない。観光地やホテル、デパートではないので、インバウンドの直接の恩恵は受けていないが、ものの考え方、例えばSDGs一つとっても、いつも海外の中ではどうかを考えながら仕事をする必要がある。従って、日本の良さはどこなのか、考えている事が本当に国際的にも通用するようなものなのかを常に考えている。一方で、人間しか持っていない「真善美」に繋がることであれば、むしろ世界が認めてくれることを意識せずとも伸ばしていって良いのではないかと思うに至る。それはいつか、例えば今のお寿司やおにぎり、卵かけご飯と同じように、世界から認めてくれるものになるのだ。次女の二十歳のお祝いを義理の息子夫婦が海外のVIP御用達の場所で行うのも、その真善美の文化や景観に触れて欲しいという想いがあるから贅沢したのであろう。
真善美の行いやものに触れて、素晴らしい人生にする。このことに向けて私たちは向かっていけば良い。身内の成人のお祝いだったが、そのようなことを自分自身でも感じた次第である。
投稿者 磯村信夫 14:59