
1月の花 スイセン
花言葉 自信をもって
平穏な年であることを願って!
新しい年を迎えました。気持ちを新たに初日の出に向かって手を合わせ、耳を澄ませば、心の中の願いが聞こえてくるようです。希望と好奇心をもって生活していきましょう。
そこで身近にスイセンの花を。
寒さに強く、雪の中でも美しい花を開き、別名、雪中花とも呼ばれているスイセンの花。
スイセンの栽培の歴史は、ギリシャ、ローマ時代と古く、日本へは中国を経て伝わってきました。神秘的な面影をもつスイセンには、数多くの伝説が語り継がれています。スイセンの学名ナルキッソスはギリシャ神話に出てくる美少年の名といわれています。ナルキッソスは水に映った自分の姿に恋し、恋に病み疲れ、ついに溺死してしまいます。死後、ナルキッソスは水辺に咲く一輪のスイセンの花と化したというのです。
ところで、年末に出回り、正月用の切り花として栽培されている白いスイセンの代表ニホンスイセンは、地中海湾岸に自生していたものが、平安時代に渡米したもの。房総半島や紀州、淡路島など海岸の砂地や低地の陽の当たるところに群生します。スラッと伸びた茎の上に咲く清楚で上品な花姿は、見ているだけで心か落ち着き、ゆったりとした気分になります。清らかな香りも新年の花としてふさわしい雰囲気をもっています。
黄色のスイセンの代表は、江戸時代に入ってきた黄スイセン、明治以降に入ってきたラッパスイセンです。白いスイセンと比べると香りが強く、花色も華やかな雰囲気を持っています。ただし、スイセンの花、茎、葉に有毒成分がありますから、切ったり生けたりした後は、よく手を洗うようにしてくださいね。
<投稿者 片桐義子>

