12月の花 ポインセチア~家の中を活気づけ、明るい雰囲気に。~

片桐義子の花セラピー


12月の花 ポインセチア
花言葉 完全燃焼
家の中を活気づけ、明るい雰囲気に。

カレンダーが残り一枚となってしまいました。自然界が静かな休息の時を迎えるのと対照的に人は行事や仕事に多忙な時期となり、体調を崩す人がいます。朝から何もする気になれない、イライラし、家族に不満を言うことのないよう、穏やかな気持ちで過ごしたいものです。寒さが増すにつれ、インフルエンザに感染する人が増加しているようです。油断することなく感染対策に取り組んでいきたいものです。

外に目を向けると、赤と緑の調和が美しいポインセチアが町のあちこちを彩っています。花の少ない冬期には、美しいポインセチアの鉢植えを居間に飾ることをお薦めします。ポインセチアはメキシコ高原原産で、明るい雰囲気づくりに最適な花。華やかな色合いのポインセチアは元気を与えてくれる陽の花の代表格。

陽の花は、明るい環境づくりにぴったりな花です。見る人に活力と元気を与えてくれます。真っ赤なホウ葉は、寒さで硬直した心と体に温かさを感じさせ、血行がスムーズになるのを実感できるでしょう。ところでポインセチアの真っ赤な花のように見えるのは、実は葉が変化したホウ葉で、花は中心部にあり、目立たない黄緑色の花を咲かせています。

ホウ葉は、朱赤色の他に黄色や白色もあります。かつてインディオたちは、このホウ葉から染料を作ったり、茎から出る乳白色の液を解熱剤として利用したようです。また、北欧では赤い色に魔よけの力があるとされ、好んで飾られているようです。ポインセチアは日光が大好きで、寒さや冷たい風は苦手です。夜は必ず室内に入れるようにしてください。水は土の表面が乾いたらたっぷりあげてください。



<投稿者 片桐義子>