
2月の花 ストック
花言葉 安らぎのまなざし
心が豊かになる
2月3日は、暦の上では立春ですが、一番寒い時季ではないでしょうか。
気象庁の3カ月予報によれば、2月は平年より気温が高いと予報されていますので、少しホッとしています。受験生や長時間同じ姿勢で仕事をしている人にとっては、連続した緊張、目の酷使により頭が重く、肩や首が凝り、勉強や仕事がはかどらないことがあります。緊張した精神をリラックスさせ、希望と明るい未来をイメージし、息抜きが出来る花を身近に飾り、前向きに進んでいきたいものです。
ひと足早く春の訪れを知らせてくれるストックの花をおすすめします。
ストックの力強くまっすぐに伸びた花姿は、やさしさの中にも力強く、意欲がわいてきます。
加えて独特の甘い香りには、頭をスッキリさせる作用が期待できます。
古代ギリシャ、ローマ時代には薬草として栽培され、英名で「茎」を意味するように、太い茎の先にたくさんの小花を穂状につけます。最初は花弁が素朴な一重咲きであったものが16世紀に改良され、現在はボリュームのある八重咲きや多彩な花色が出回っています。葉の細かい毛がラシャ布に似ていることから。和名をアラセイトウとも呼ばれているようです。
勉強部屋や仕事部屋などに2~3本飾ってみましょう。スプレータイプは、枝をはずし、ふんわりとなるように飾りましょう。ストックは水揚げがよく、油断すると茎が腐りやすいので、小まめに水替えをしてください。水替えをすることで、花と直接ふれ、気分転換にもなるでしょう。
切り花として需要が多いストックに背の低い矮性種が登場し、冬の花壇や鉢植えに彩りが増えました。感性が磨かれる赤紫色、ホッとできるピンク色、フレッシュな白色など花色別に植えてみましょう。花たちからの応援のメッセージが聞こえてきそうです。
<投稿者 片桐義子>