1月の花 ナンテン~不老長寿の祈り~

片桐義子の花セラピー


1月の花 ナンテン
花言葉 スムーズな流れ
不老長寿の祈り

2025(令和7)年がスタートしました。本年もよろしくお願いいたします。
元旦の朝の空気は、新鮮で不思議な感覚がします。新春の太陽には大きなエネルギーを感じます。希望と好奇心をもって生活していきたいと思っています。

今年は我が家の庭のナンテンを正月の花として飾りました。
十数年前よりナンテンが我が家の庭にありましたが、秋に結実しても小鳥の餌となり、赤い実を見る事は出来ませんでしたが、昨年末、初めて実をたくさんつけ、そのまま新年を迎えてくれました。

小鳥がなぜ来なくなったかは不思議ですが、
「難を転じて福となす」といわれる縁起のよい樹木のナンテンを、正月に飾ることが出来ました。ナンテンはメギ科ナンテン属の常緑低木で、分布は日本、中国、インドなど。花は6月頃から7月にかけ、白色の小花を多数つけ、秋に赤く熟します。真っ赤な実は純粋な気持ちで物事に打ち込める活力を起こさせ、エネルギーに満ちあふれています。古くから厄除けの木として信じられ、玄関や門前に植えると、外からの邪気や災難を避けるとされ、葉は腐敗を防ぐとして、赤飯の上に飾られるなど私たちの生活に密着しています。
漢方の文献によれば、乾燥させた果実を南天実として呼び、せき止め薬として用いることがあるといいます。変種に白色のシロナンテン、淡紫色のフジナンテンがあります。


<投稿者 片桐義子>