12月の花 ネリネ~くる年が明るい年になってほしいという願いを込めて~
片桐義子の花セラピー
12月の花 ネリネ
花言葉 かれんな響き
くる年が明るい年になってほしいという願いを込めて
師走の声を聞くと何かと気忙しく、加えて寒さが身にしみます。
2024年をふりかえれば、元旦から能登半島では、大きな地震で被害が発生し、復旧復興のさなか、さらに水害に見舞われ、いまだ苦労している方々がたくさんおられる現状に心が痛みます。
年末の忙しさで、体調を崩してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1日のうち、短時間でも穏やかな気持ちで過ごしたいものです。
花屋さんの前で足を止めると、そのたびに新しい花に出会います。
最近、印象に残っているのがネリネという花です。
ネリネは別名をダイヤモンドリリーと呼ばれ、細くて丈夫な茎に8輪ほどの花を咲かせ、太陽などの光によって花びらがキラキラ輝いて見えます。ギリシヤ神話の水の妖精ネリネにちなんで付けられた名前のごとく、花姿が華麗で、とても幸せな気分になれます。
なかでもピンクのネリネは、神経を安定させ、華やいだ気分にしてくれます。皮膚の新陳代謝が活発になり、肌のつやがよみがえりそうです。 規則正しい生活と食事が基本となりますが。
ピンクのネリネに緑の葉ものを添えてリビングなどに飾ってみませんか。緑の葉ものを加えることによって疲労回復の効果がより増します。
ネリネの原産地は南アフリカ。わが国へ輸入されたのは、明治から大正時代の初め頃。 すでにイギリスでは17世紀頃には栽培が行われ、その後、アメリカやオランダでも盛んに作られたようです。いつしかその花の美しさに人々は魅了され、現在では需要が広がっています。
<投稿者 片桐義子>