8月の花 ラベンダー ~乾燥させたラベンダーで眠りのお手伝い~

片桐義子の花セラピー

8月の花 ラベンダー
花言葉 パートナー
乾燥させたラベンダーで眠りのお手伝い

7月18日関東地方は梅雨明けし、その後、暑い日が続いています。東北の日本海側では大雨が降り、被害が発生してしまいました。再度の雨で被害が出ないことを心から祈っています。
8月7日は暦の上では立秋ですが、夜になっても涼風が吹く気配はなく、秋が近いイメージはみじんも感じられません。気象庁の3カ月予報によると、秋の訪れは遅いようですが、この暑さでは夜もぐっすり眠れず、睡眠不足になってしまいます。

身近にラベンダーを飾ってみませんか。
ラベンダーはハーブの代表といっても過言でないほど、ヨーロッパでは古くから香料や薬用として広く利用されています。ラベンダーとはラテン語で「洗うこと」「入浴」という意味で、ローマ時代にはラベンダーの花をお風呂に浮かべており、もっとも古いバスハーブです。お風呂に浮かべ、ぬるめのお湯にゆっくり入ると、良い香りが漂い、体が温まります。加えてラベンダーの香りのすぐれた鎮静作用は広く知られており、神経の緊張を静めてイライラやストレスを解消してくれます。また、心身の疲労を癒し、安眠を誘う効果も期待できます。

花は2~3日で散ってしまうので、切り花よりドライフラワーのようにして用いるとよいでしょう。不眠症の人は、乾燥させたラベンダーの花を布袋に入れて、枕元に置くとよく眠れるようです。ラベンダーから抽出した精油は、鎮静、消炎、鎮痛、消毒、防虫などの作用が期待できます。



<投稿者 片桐義子>