6月の花 ジニア(百日草)
花言葉 生気
元気をおすそわけ
5月21日沖縄・奄美が梅雨入りしました。関東地方も梅雨の時期が近づいています。梅雨入りの頃は、冷えて湿気が多く、また後半は蒸し暑くなるため、体調を崩しやすくなります。この時期が苦手な人にとってはつらい季節ですが、ちょっと視点を変え、適度の雨は自然や植物にとって恵みの雨と思うだけで、気持ちが軽くなったような気がしませんか。
身近にジニアのような明るい花を飾り、乗り切りましょう。
ジニアはメキシコ生まれで、日本への渡来は19世紀半ばころ。炎天下で長い間花を咲かせることから、和名を「百日草」と名付けられた親しみのある花。小輪のポンポン咲きの他に最近では中輪や大輪が出回っています。
赤、白、黄、淡紅、紫などいろいろな花色がある中で、白色や紫色や黄色の花は蒸し暑さからくる不快感を和らげ、気持ちが晴れやかになります。加えて熱気からくるイライラの解消にも役立つでしょう。食生活と栄養のバランスを整えながら、花色を交ぜ、食卓やリビングに飾ってみましょう。しゃく熱の太陽の下で咲く百日草の花は、夏のエネルギーをいっぱい吸収し、そのエネルギーを私たちに与えてくれます。 浅水にして、葉を整理すると花の美しさがより生かされます。
百日草は、ブラジルでは魔除けの花、幸福を呼ぶ花として、リオのカーニバルの時には、町中が百日草の花で埋めつくされるそうです。
<投稿者 片桐義子>