3月の花 マーガレット~心が落ちつく花~

片桐義子の花セラピー
therapy_202403

3月の花 マーガレット
花言葉 個性
心が落ちつく花

3月の声を聞くと、日だまりのあたたかさを感じるようになりました。
今年は例年より梅の開花が早く、ウグイスの鳴き声も聞かれたと報告されています。
卒園、卒業、就職など環境の変化が現れる月でもあり、様々な行事や催し物などで多忙になります。
人によっては、ストレスがたまり、気分がすぐれず、食欲不振や、体に不調をきたすことがあります。

そんな繊細な気持ちをやわらげてくれるのが白いマーガレットの花。
ギリシャ語で「真珠」を意味し、小さな妖精の雰囲気がする春のキクです。
清楚で品があり、どんな花とも協調しあいながらも個性が輝く、アレンジしやすい花です。
デスクの上やリビングに5~6本の白いマーガレットを飾り、ゆったりとした時間を過ごせば、
緊張がほぐれ、自然体のあなたに早く戻れるはずです。
マーガレットは、気持ちを落ちつけるだけではなく、集中力や思考力をアップするのにも役立ちます。
会議室などに飾ることで、前向きな良い意見を交わし合うことができるでしょう。

マーガレットの原産地はカナリア諸島。
日本へは明治時代にフランスから渡来し、当初は高根の花でしたが、伊豆半島や南房総で栽培されるようになり、身近な花になりました。花色は、白以外に黄色のキバナマーガレット、桃色のシェルピンクなどがあります。香りがするピンク色のマーガレットはリラックス効果が高く、化粧室などに飾ってみましょう。
和名の「木春菊」は、葉が羽状に切れ込み、シュンギクに似て、根元近くの茎が木質化することからつけられました。



<投稿者 片桐義子>