2月の花 フリージア
花言葉 キュート
希望を胸に
令和6年1月1日午後4時10分頃、石川県能登地方を震源とする地震で、甚大な被害が発生しました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
1日も早い復旧・復興が行われ、日常の生活に早く戻られることを願っています。
2月4日は暦の上では立春ですが、1年で1番寒い時期でもあります。
さて、街ではバレンタインデーのチョコレートの広告が目に入ります。
花の業界では「バレンタインデーにお花を贈ろう」という活動を活発に展開しています。花は自分へのごほうびとしても最適ですし、好きな人にはもちろん、お世話になっている人への贈りものにも喜ばれることでしょう。
花を贈るという習慣が根付くには多少の時間が必要ですが、自然と花と親しむ機会が増えればうれしいです。
男性から女性におくるホワイトデーもお花で心を伝えたいですね。
さて今回登場のフリージアは花の香り、花姿が魅力的です。
春をいち早く感じ、明るい気分にしてくれるフリージア。南アフリカが故郷で、花姿が水仙に似ていることから、和名は浅黄水仙とも呼ばれています。花の甘い香りは、フレッシュな気持ちをよみがえらせてくれます。
リビングルームに2~3本飾り、くつろぎの時間をもちましょう。
家事や育児に追われていると家族にやさしくできないときがあります。
そんなときこそ漏斗状の美しいフリージアを5~6本飾ってみましょう。
フリージアの弓型をした茎のラインのしなやかさ、6弁花の可憐な花の美しさ、揮発性の爽やかな香りと明るい色調の花の魅力で悩んでいたことなどすっかり忘れてしまいそうです。
昭和の初めころまでは、白色が中心のフリージアでしたが、その後、品種改良が進み、白、黄色以外に赤、ピンク、紫などの花色や八重咲き、大輪種が登場し、清楚なイメージから華やかさへと変身しています。
フリージアは、気持ちを落ち着けてくれると共に新しい夢を運んでくれる、そんな予感がする花でしょう。
<投稿者 片桐義子>