社員インタビュー ~ 情報システム本部

卸売会社社員として、考え続けたい。

情報システム本部 情報管理担当 中村さん
Q.なぜこの会社に入社されたのですか?
大学では農学部に所属していて、花に関する研究をしていたこともあり、就職活動では“花に関わる仕事”を軸に探していました。
最終的にこの会社を選んだのは、説明会などで感じた“印象”が大きかったですね。なんとなく、ここが自分に合うんじゃないかと。そんな直感でした。
Q.現在の業務内容と、その中で大切にしていることは?
生産者さんから届いた出荷情報を社内システムに登録し、それをもとに営業担当が販売を進めていきます。セリ後は、その結果を生産者さんにフィードバックするのも私たちの仕事です。
一言で言えば、情報を扱う部門です。けれど、その情報は単なる数字ではなく、生産者さんの想いが詰まった商品に関する重要な情報。だからこそ、正確性が何より求められますし、私自身も「情報をつかさどる」という責任を強く感じています。
全国から届く多種多様な花たちを、どう正しく取り扱い、どう丁寧に“橋渡し”していくか。見えにくい部分ではありますが、根幹を支える大切な仕事だと思っています。
Q.「通過点じゃない」というメッセージを、どう捉えていますか?
市場は、ただ花を流す場所ではないと思います。
産地と小売をつなぐ間にあるからこそできることがあり、市場があることで流れが成り立っている、という面は確かにあると感じます。今後は、異常気象やコスト高騰、トラックドライバーの働き方改革など、花を「これまで通りに」運ぶことすら難しい時代になってきています。
市場としても、アドバイスや新しい提案を通じて、生産現場を支えていかなければいけない――そう強く感じています。
正直、理想と現実のギャップに悩むこともあります。でも、「何ができるか」を諦めずに考え続けたい。卸売会社で働く一人として、そうありたいと思っています。