[今日の市場]

2021年10月15日

シンビジウム　今後の入荷状況について

シンビジウムの今後の入荷状況につきましてご報告致します。

今まで主力でありましたニュージーランド産は、コロナの影響を受けつつも継続出荷となっておりましたが、1社は「概ね今月いっぱい」となっており、白やグリーンの同色系の大輪品種に関しましては、現地に発注は出しているものの、全く来なかったりと不安定な入荷状況となっております。同様に茶色・オレンジ系に関しましても、同様な入荷となる見込みです。ミックスでの入荷がメインの商社では、今月中旬頃の終了を見込んでおります。

国産は、長野県・群馬県産は、概ね年内出しは例年並みの出荷を見込んでおりますが、秋出し品種に関しましては、夏の天気が悪く涼しかったこともあり、やや前進傾向となっております。どちらも、現時点では出荷が始まったレベルで、安定した出荷は11月の中旬頃になる見込みです。もう一つの主力産地の徳島県も作付面積的には概ね変わりなく、昨年に比べて花立が良さそうな話も伺っております。年内出し分に関しては、長野・群馬同様に昨年に比べ1~2週間程度早いでしょう。昨年は咲ききらず年を越してしまったものも 多かったことから年内分が期待できる状況です。

主力産地の現時点での状況をご報告させて頂きましたが、今後の天候如何でまだ変わることが十二分に予測されます。ご不明な点等ございましたら、都度問い合わせて参りますのでお問い合わせ下さい。


投稿者　平川