LIVE!大田花き 市場情報、海外花き情報などをご紹介!

[]

2020年08月29日

ホトトギス~ホッとする安らぎが~

therapy_202009

9月の花 ホトトギス
花言葉 素朴な気品
ホッとする安らぎが

8月1日に梅雨明けしましたが、急に30度を超える暑さとなり、体がついていけません。夜は熱帯夜の日が多くエアコンが欠かせない毎日です。加えて、コロナ対策をしなければならず、今まで体験したことがない、日々を過ごしています。9月になれば少しはしのぎやすくなることを期待しています。

近くへ買い物に行った帰り道にホトトギスが自生しているのを見かけました。ホトトギスは寺の参道や山林を散策していると見かけますが、都会でも見る事が出来、うれしくなりました。

ホトトギスは、古人だけでなく、現在でも茶人は茶花として、歌人は歌を詠み、俳句では秋の季語になっていることからも、生活に密着した花であることがわかります。

仕事に追われ、忙しい毎日を送っている友人がかつて、「ホトトギスの素朴な美しさ、ユリ科特有の個性的な花姿は、とても気持ちを落ち着かせてくれるわね」と話してくれたことがあります。ホトトギスの紫色の花色と楚々とした中にも野性的な花姿が、落ち着きと共に郷愁を呼び覚ましてくれるのでしょう。また、山野草の自然な美しさが、緊張が続く体や心にホッとする安らぎを与えてくれるようです。この山野草の美しさに目を止め、心をかけていきたいものです。

さて、ホトトギスはユリ科ホトトギス属の多年生草木です。名の由来は、鳥のホトトギスの胸の模様が、花の紫の斑点に似ていることからこの名がついたようです。別名を油点草(ゆてんそう)と呼んでいます。これはホトトギスの葉の油のしみからきているようですが、名付け親である先人の知恵とセンスには、本当に感銘をうけます。



<投稿者 片桐義子>