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2018年03月30日

ナデシコ~緊張した心をやさしくときほぐす~

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4月の花 ナデシコ
花言葉 つつましい
緊張した心をやさしくときほぐす

東京では去年より4日、平年より9日早い3月17日にサクラの開花宣言が気象庁より発表され、一週間後の3月24日満開となりました。寒い冬から一気に暖かくなり、サクラがあわてて目覚めてしまったようです。あたたかな日ざしに誘われ、家の近くのサクラ並木を歩いてみました。サクラの樹の根元から小さな花が顔を出し、一生懸命咲いている姿に笑みがこぼれました。

サクラは、節目を実感できるドラマティックな花といえます。人との新しい出会いなどそんな情景に似合う花です。親元を離れ、一人上京した都会の部屋の窓から見たサクラ。誰にも自分だけの「さくら物語」があるのではないでしょうか。

今回はやさしい花姿のナデシコの登場です。
ナデシコとは、思わず撫でたくなる子という意味で、愛らしい花の様子を表現しています。万葉の時代には恋歌として詠まれていた花ともいわれ、古来より本州以南に自生するのはカワラナデシコで、中国より渡来したカラナデシコと区別するために、ヤマトナデシコと呼ぶようになりました。

ナデシコのかわいらしい花姿と優しいピンクの花色を観賞していると、いらだちが減少し、安心感をあたえられたような気持ちになります。神経を使いすぎ精神疲労がある人におすすめしたい花です。ホッとした気持ちになれば、それが明日への活力につながっていくはずです。帰宅して一番先に目に入る玄関やくつろぐ居間に5~6本、職場では緊張感から開放される洗面所などに2~3本飾ってください。花は次から次へと咲くので、咲き終わった花はこまめに摘み、水量は浅水にします。ちょっと気を抜くとバクテリアが発生して水が濁り、花もちが悪くなりますから、手入れに心をかけてあげましょう。

ナデシコ類を総称して、ダイアンサスと呼ぶこともありますが、これはギリシア語で「神の花」を意味しています。


<投稿者 片桐義子>