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2017年12月15日

シクラメン~心がなごみ明るい気持ちになれる花~

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12月の花 シクラメン
花言葉 きずな
心がなごみ明るい気持ちになれる花

3週間家を留守にし、帰宅し、現実に戻ると、季節は秋から冬になり、一年でも一番忙しいといわれる師走になってしまいました。うれしいことに玄関先に置かれたフリル状のおしゃれなシクラメンが「おかえりなさい」と私を出迎えてくれました。次から次へ咲き続ける花に心がなごみ、明るい気持ちになることができました。

シクラメンは花の咲いている様子がたいまつに似ていることから別名「カガリビバナ」やヨーロッパでは球根を豚が食べていたことから「ブタのパン」ともよばれていましたが、わが国へ渡来したのは明治の中頃でした。現在では、花弁がフリルのように波うつヴィクトリア、丸弁で花茎が太いバッハ、花色が変化するピアス、あまい香りがするほのか、黄色の花が咲くかぐや姫などの多品種がうまれ、冬の鉢花として人気があります。

シクラメンが出回るころは、日照時間が短く日暮れが早くなりますが、寒さは人にストレスとなり、ともすると暗い気分になりがちで、物事をマイナス気味に考えるようになります。さらに動作も鈍くなりやすく、気力、体力とも低下しますが、こんなときこそ強い「気」を発する根がついた鉢植えで、華やかな色合いの「陽」の花であるシクラメンを身近に飾っておけば、元気が出るはずです。とくにキッチンやリビングなど人の集まる場所に飾り、家の中を明るくしましょう。

ひとつ屋根の下で暮らしていても、それぞれにスケジュールがあり、家族全員が顔をあわせる機会は年々減っていますが、次から次へと咲き続けるシクラメンは、家族のだんらんをはずませる話題をひとつ増やし、きずなをしっかり結びつけ、家中に笑い声を響きわたらせてくれることでしょう。シクラメンは、出入りのつど足を止める玄関にも適しています。朝夕、送り迎えしてくれる花に心が和み、一声かけて出かけたくなります。

花がたくさん咲きすぎた時は、花のつけ根から引き抜き、切り花やアレンジとして楽しむこともできます。シクラメンのようなきれいな花をそばに置き、心穏やかに新しい年を迎えたいですね。


<投稿者 片桐義子>