社長コラム 大田花き代表取締役社長 磯村信夫のコラム

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2017年01月01日

明けましておめでとうございます


 旧年中は、ブリクジットやトランプ氏の大統領選勝利等、今までの世界の枠組みが変わるような、予期せぬことが起こった一年でありました。先進国の国民(世界の15%)が将来に不安を感じている現在、日本でも、新生児の誕生が100万人を下回り、近年ではどこの国も今まで経験したことのない、人口減の少子高齢化時代を迎えています。しかし、努力は必ず報われる。練習は嘘をつかない。花き業界も、未来を確実にするため、生産・流通・小売・販売の分野で研鑽を積み、実際に汗を流し、花を咲かせたいと思います。

 これからの日本において、花きは農産物の中で消費を減らさないで済む、むしろ、人口が減る程、一人あたりの豊かな生活空間が広がる訳ですから、花と緑の需要は増やすことが出来ます。日本農業再生の為にも、消費を確実なものにしたいと決心を新たにする次第です。

 全国の花き市場は、その立地条件や規模により、主に生産地に目を向けた卸売市場と、消費者・販売者に目を向けた卸売市場の二つに分かれています。どうぞ、それぞれの立地に合った卸売市場をご利用いただければ幸いです。皆様方の商売繁盛と花き業界の発展を願っております。

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投稿者 磯村信夫 : 00:00